活動レポート
  • ホーム
  • >活動
  • >「対等な関わりから信頼が生まれる   ~語り合い、信頼し合い、明日を拓こう!~」 第22回障害者問題全国交流会in愛知
2023.11.27

「対等な関わりから信頼が生まれる   ~語り合い、信頼し合い、明日を拓こう!~」 第22回障害者問題全国交流会in愛知

10月19~20日の2日間、第22回障害者問題全国交流会(障全交)が愛知県で開催されました。愛知県での開催は25年ぶりでした。全国から595名、広島同友会からは事務局を含め12名が参加しました。

初めに愛知同友会の㈱浅井製作所 浅井順一氏より「障全交で何を学び、何を実践しますか?」と課題提起が行われました。障害者雇用をしている企業に関わらず、各社が障害を持った方と関わる「一社一人関わる運動・愛知モデル」の紹介や、「誰もが働くことができる社会」を作るために、同友会における取り組みを確認しました。その後6つの分科会に分かれて、それぞれのテーマに沿って学び、深め合いました。

2日目は、障害者雇用の実践報告を中心としたパネルディスカッションが開催されました。雇用を始めたきっかけや、雇用後の社内の変化について報告がありました。㈱イベント21中野愛一郎氏(奈良)は、雇用をして社内が変化することで、多様性を認め合い、地域から選ばれる企業に変化したそうです。

障害者問題に関心を持つことが、豊かな社会を作る第1歩につながります。各社が障害者問題を自分ごととして捉え取り組むことは、「誰もが共に働き、共に生きることができる社会の実現」であることを再確認するとともに、この運動を会内に広げていこうと力がみなぎる障全交になりました。

(記:事務局 大塚)