■報告者：（有）高山工業　 高山 稔基　氏
          Ａｐｐｌｅ（株） 小川 浩司　氏
         （有）アドバンス　藤岡 秀行　氏

■開催日：10月18日（水）
■会　場：府中文化センター
■参加者数：30名

今回も恒例のS地区経営者大賞地区予選が行いました。この予選では、3つの小組から各1名が選出され、その3名が報告を行いました。

高山氏：前期は小組長で、今期は経営労働副委員長を務めている高山氏の報告は、世代交代や一社依存脱却のための新規事業への取り組み、指針の作成、そして社内での取り組みに焦点を当てていました。最初は指針の共有に課題がありましたが、次年度からは社員が中心となって経営理念の作成から取り組まれたそうです。これを継続することで確実に成果に繋がると確信していると力強く話されていました。

 

 

 

 

小川氏：薬局を経営されておられる小川氏。親会社の元に開店した新規薬局が、コロナの影響で開店直後に閉鎖されました。小川氏はその店舗を引き継ぎ、新たに創業されました。また、同友会に入会後、企業変革支援PGと出会い、指針作成講座に参加し、指針書の運用を開始しました。さらに、近隣の介護事業所と連携し、勉強会を開催。その受講をオンライン化することで参加事業所が増加し、薬局店はその分野で近隣事業所を牽引しています。小川氏の報告から、ピンチをチャンスに変えるには、出来事の捉え方や将来の外部環境の変化を仮定し行動に移す事が重要であることが感じられました。

 

 

 

 

 

藤岡氏：藤岡氏は同友会に入会したことで出会えた方から得た新しい考え方や、会と社内組織の構築について報告されました。特に、採用については、目先の必要性だけでなく、ビジョンを掲げ、組織に本当に必要な人材を採用することが重要だとの考え方が印象的でした。

参加者の投票によりS地区代表が選出されましたので、今後も皆で応援し学んでいきたいと思います。

 

 

 

 

 

記：（株）エムズワークス　道下 克巳