活動レポート
2023.11.22

「起業して学んだこと」福山支部E地区会

■報告者:タカラ装飾(株) 高橋 由倫 氏

■開催日:10月17日(火)
■会 場:ローズコム
■参加者数:24名

今回、私がタカラ装飾の高橋さんのお話を伺って大切だと思ったことが3つあります。

一つ目は、「起業して学んだこと」で仰っていた「調子に乗らない(起業時の思いを忘れない)」です。これは私自身が一番気をつけなければならないことです。今までの経験で、営業の進捗が順調な時に、現状維持のままで良い、と案件を選別してしまい良い結果を出すことができない時がありました。高橋さんが仰られたように、どんな時でも初心を忘れず、自社の存在意義や起業時の思いを軸に仕事に取り組むことが大切だと痛感しました。

二つ目は、「顧客満足が全て」という点です。私自身、お客様を大切にすることは当然と考えていました。しかし、お客様を大切にしてそれを自身の喜びとすることが社会貢献に繋がっていく、という先のことにまでは考えが及んでいませんでした。自社の事業(遺品整理や不用品買取回収など)を通して、お客様の生活をサポートさせていただきながら、地域の社会貢献の一端を担えたらと考えています。

三つ目は、「社員と建設的に話し合う」ということです。一方的にこちらの思いを伝えるだけでは、社員が定着しないというエピソードがありました。自社は現在役員のみですが、今後人員が増える可能性もあります。私自身、感情的になってしまう一面があるのですが、改善してほしいことを一方的に指摘するのではなく、社員の主体性を尊重しながら、建設的に意見を言い合える職場環境を作ることが重要だと感じました。

初心を忘れない、顧客満足度を上げて社会貢献に繋げる、社員と建設的に話し合う、この三つを心に留めて日々の業務に取り組んでいきたいと思います。同友会に入会して初めて聴く発表だったので緊張もありましたが、仕事のモチベーションが上がる貴重な機会となりました。高橋さん、ありがとうございました。

記:(株)オリキン 茂原 祥司