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2023.10.27

第51回青年経営者全国交流会in広島 「主体者であれ~学びは広島に あなたがやらねば誰がやる~」 過去最多2,500名の参加で開催

9月14日(木)~15日(金)で、青年経営者全国交流会(以下、青全交)が開催されました。

同全国行事が広島で開催されるのは1984年の第12回以来、39年ぶりです。参加者は47同友会と中同協から2,500名。過去最大規模での開催となりました。実行委員長は、藤岡秀行氏(福山支部、㈲アドバンス 代表取締役)が務めました。

催しは、初日は20の分科会とオプション交流会。2日目は全体会が行われました。広島国際会議場(メイン会場)、リーガロイヤルホテル広島、メルパルク広島、TKP本通駅前カンファレンスセンター、広島コンベンションホール、TKPガーデンシティPREMIUM広島駅北口の6会場で開催されました。

実行委員長の藤岡氏のお礼の言葉を紹介します。

《お礼の言葉》 実行委員長 藤岡 秀行

第51回青年経営者全国交流会in広島は、会員の皆様の多大なるご協力のお陰を持ちまして、無事に終える事が出来ました。実行委員会を代表致しまして皆様にお礼申し上げます。

また、本気本音で語り合い、学び・交流する仲間が全国より2,500名という過去最高の参加を頂き盛会で終えることができました。

広島同友会においては、今までの行事と比べても大変高い目標設定をして頂き、各支部地区会小組でお声掛けをして頂き、目標であった県内800名の動員を達成する事が出来ました。心より感謝申し上げます。当日の役割分担については、役割内容の説明が行き届いていない所があり、混乱させてしまいましたが、会員の皆様が臨機応変にご対応頂いたおかげで無事盛会を迎える事ができました。全てにおいて広島同友会の力だと思っています。ご協力頂き誠にありがとうございました。

今回の青年経営者全国交流会in広島は、「主体者であれ!」というスローガンを掲げ、本気本音で学び、自社・自身の成長に繋げ、それぞれの地域がよくなるのは誰がやるでなくまず自身からというメッセージを表しています。まさしくそれを体現できた青全交だったと思いますし、早速自社の経営に活かされてる実践を参加された皆様からたくさん聞いております。

このような場で多くの方々と出会い、刺激を受けることができたことは、私たち実行委員一同にとっても大変貴重な経験でした。今後も、各地同友会、そして広島同友会が更なる発展を遂げるよう、祈念し、我々も負けずに頑張り切磋琢磨し、来年宮崎の地で意見交換できることを楽しみにしています。
以上 

■青全交in広島の開催の位置づけ

今回の青全交は、広島同友会として、
 1.「大志を抱く」誰かの為、地域の為に汗をかき、志を持った経営者が集う場。
 2.「本気本音」全国の経営者と“本気本音”の意見交流を通し、「なくてはならない会社」を地域に増やし、広島から日本の発展に貢献する。
 3.「平和」当たり前ではない日常に感謝し、“平和”な日本・広島を未来に繋げる場とする。
 4.「承継~継承」広島同友会創立50周年記念事業として取り組み、会員数3,000名を達成し、100周年に向けて踏み出すスタートラインとするという、以上4点を掲げて取り組みました。

■1日目は分科会で主体者に

1日目は「青年部活動と経営は不離一体」、「ビジョン経営の実践」「経営者の自己変革」「人を生かす経営の実践」「共に学び、共に育つ社風づくり」「変革と挑戦」「付加価値を高める」などのテーマに20の分科会が行われました。

広島同友会は、第5分科会「私が変わる、ニシカンが変わる」(報告者:西日本環境開発協同組合 代表理事 岸本 拓也 氏)、第19分科会「人生を過ごす価値ある会社づくり」(報告者:㈱EVENTOS 代表取締役 川中 英章 氏)、第20分科会「時流を読んで先手を打つ!」(報告者:㈱NIIZAWA 代表取締役 新澤 亮二 氏)を担当しました。

全分科会、室長は広島同友会の会員が務めました。分科会づくりにあたり、報告者と綿密に打ち合わせました。全国を巻き込んで行ったグループ長研修は好評で、今回の青全交の特徴の一つとなりました。

当日、各分科会は活発な議論を通して、本気本音で学びを深めました。

■2日目全体会

2日目は広島に原爆が投下された午前8時15分に、原爆死没者慰霊碑に献花、黙とうを行いました。広浜中同協会長、中山中同協幹事長、藤岡実行委員長、梅田中同協青年部連絡会代表、粟屋代表理事、立石代表理事、勝矢代表理事、川野相談役(特別報告講師)が参加しました。

9時からは全体会が始まりました。冒頭開催地を代表して粟屋代表理事、主催者を代表して広浜中同協会長があいさつしました。来賓として松井広島市長、湯崎広島県知事からビデオメッセージが紹介されました。続いて、恒例の分科会座長による分科会報告が、第1分科会(中同協)、第3分科会(徳島)、第5分科会(広島)の各座長からありました。

特別報告は、広島同友会相談役(元代表理事)の川野登美子氏が「ヒロシマからのメッセージ~佐々木禎子さんと6年竹組の仲間たち~」と題して自らの被爆体験をもとに平和と命の尊さを語り、青年経営者が平和について考えるきっかけにしてほしいと訴えました。

その後の記念講演は、「人生、今日がはじまり~逆境こそ自ら成長し、(糧となり)企業を変革するチャンス~」をテーマに㈱八天堂 代表取締役 森光孝雅氏が登壇しました。森光氏は人づくりを最も大切にし、人間力向上につながる社員教育や経営理念の実践に取り組んできたことを報告しました。「人を大切にする会社」であることを最も大切にしながら、体験型食のテーマパークなど新たなビジネスモデルを展開する森光氏の理念と実践から学びました。

■バトンリレー

全体会の終盤、恒例のバトンリレーが行われました。思いの詰まったバトンは、広島同友会から次回2024年開催県の宮崎同友会に引き継がれました。

その後、梅田中同協青年部連絡会代表があいさつし、中山中同協幹事長が2日間をまとめました。最後に宮島宮崎同友会代表理事の閉会あいさつで青全交が終了しました。

広島同友会としても100周年に向けて歩み出しました。

(記:事務局 井谷)