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2023.10.21

【シン・ケイエイシャ THE FINAL ~気負い過ぎ経営から脱力経営(仮)への転換~】|南➀地区会9月例会|

代表取締役の葛藤

報告者:藤原 正基 氏(株式会社藤原)

日時:2023年9月29日(金)18:30~
場所:合人社ウェンディひと・まちプラザ北棟5F研修室A&B/Zoom
参加人数:47名(会場参加:35名 会員候補:3名 他地区会:1名 ZOOM:8名)

2021年新年挨拶。当時の社長(父親)より「お前が社長をやれ!」と指名された。専務時代には大きな仕事を成功させ、自信もあり、当時の社長と言い争うことも多々あった。「これから(株)藤原を引っ張っていかないといけない」「父親のような社長にはなりたくない」と思い、社長は強くなければと気負ってしまう。

売上げや会社に貢献しない社員に対して、次第に冷たい態度・厳しい口調になっていった。正直で臆病なキャラクターとは反し、なかなか軌道修正ができず、悩み、苦しみ、ストレスが溜まり、ついには社長という立場から逃げ出したくなっていた。

そうした状況下で、A班会議にて「傲慢」「上から目線」「バカまじめ」「融通が利かない」等の耳を塞ぎたくなるような指摘が飛び交う中、藤原氏は思考の転換を続け、社員に丁寧に接するよう心がけ、組織を立て直そうとしている。

本例会では、班会議と同時進行で藤原氏の言動が変わっていった過程を振り返り、グループ討論では、①藤原式脱力経営(仮)を続けても良いのか?②藤原式脱力経営(仮)を続けた場合、どのような課題が生じる可能性があるのか?をテーマに討論され、喧々諤々藤原氏に対して様々な意見が出され、藤原氏も大変参考になったと言われていました。

記/さくらホーム(株)  荒谷 英邦