「君たちはどう経営するか ~僕の心を捉えた一枚のアンケートとその後の話~」広島東支部 南④地区会
■テーマ:君たちはどう経営するか~僕の心を捉えた一枚のアンケートとその後の話~
■報告者:(株)サンモルト 代表取締役 小川 真平 氏
■会 場:ひと・まちプラザ
■参加者:61名(会員 36名、オブザーバー 14名、他支部・他地区 14名)
報告者の小川氏からは、事業承継を経て現在の会社経営に至るまでの自身の変化、またそれを支えた同友会や社員との関わりについて、「君たちはどう経営するか~僕の心を捉えた一枚のアンケートとその後の話~」というテーマで報告をいただきました。
グループ討論は「あなたが思う経営する上での人間力とは何ですか?」というテーマで話し合いました。
- アンケートに正直に応えてくれた社員の人間力も凄い。そのような社員に恵まれて羨ましい。小川さんの人間力がそうさせたのであろう。
- 自身の人間力が弱いと感じた。これからの課題と捉え高めていきたい。
- 自身の事業承継経験と照らし合わせて、とても参考になった。
- 先代の姿を思い返し、父親の偉大さに改めて気付くと共に、襟を正そうと思った。
- 経営理念は作って終わりではなく、社員とともに繰り返し見直し浸透させなくては意味がない。経営者の根気が問われる。
- モチベーションがあがった。社に持ち帰り共有したい。
討論は大変盛り上がり、時間が不足するほどでした。お互いかなり本心で発言し、自分自身を振り返る良いきっかけにもなったと感じています。
小川氏の報告の中で、繰り返し出てきた「人間力」というキーワード。「自分」に向かっていたベクトルが「相手」に変わっていった氏の経験談は、誰しも思い当たるところがあったのではないでしょうか。弱く恥ずかしいこともさらけ出してお話してくださったからこそだと思います。
例会づくりの中で小川さんがおっしゃった言葉をご紹介します。
- すべては心がきめる!
- 同友会的にNGだとか、余計なことは考えないほうがいい。
- 自分を偽ったり余計なプライドに縛られているといずれ自分の現在地が分からなくなる!!
- さらけ出すのはとても難しいが、それがなくては理解してもらえないしアドバイスもできない。
西尾会長のおっしゃった「スイッチ」にも繋がりますね!
懇親会には多くのオブザーバーの方にもご参会頂き、大変大変盛り上がりました。機動力を発揮して懇親を深めるには、少し困難が伴う会場でしたが、これは反省点として次回の教訓とさせていただきます。でも肩を組み合ってお酒を酌み交わせましたよね?(すみません)
それでは、南④地区会 9月例会の御礼とご報告を以上とさせていただきます。ご参加いただいた皆様、ありがとうございました!!
記:シーコム・ハクホー(株) 井上 篤史