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2023.10.03

会員紹介 (同)エム・プラス 代表社員 松岡 徳子 氏 (中①地区会)

はじめまして。今年7月、中①地区会に入会しました松岡と申します。どうぞよろしくお願い致します。

私が同友会のことを知ったのは、ごく最近のことです。

今年6月に参加したとある講演会後のパーティーで、(有)シーピーシーの原田様と偶然隣席となり、初めてお会いしたにもかかわらず大変温かく言葉を交わしていただきました。ちょうど自社開発中商品の今後の展開について悩んでいる際でしたので、原田様より同友会のことをお聞きし、とても強く関心を持ちました。その後、中①地区会の勉強会、そして懇親会にご招待いただいて、多くの経営者の方々から大変貴重なご助言を頂戴しました。そのようなご縁で、同友会への入会を決めました。

私は、歯科医師です。生まれ育ちは熊本。現在58歳。東京の大学に進学し大学院で学位を修得したのち大学病院で口腔外科専門医として10年間、歯学部学生教育指導も併せて勤務しておりました。その後、島根県人の主人と結婚して広島県三次市に移り住み、歯科医院を夫婦で開業、約9年前に独立し幟町で歯科医院を開業しました。今は、院長として診療に努めております。それと同時に、これまで医療現場で培った経験などを元に、歯科医療に関連する会社(合同会社エム・プラス)を経営しております。

現在、自社で開発中の商品は、主に医療現場で用いる小機器です。コロナ禍で世界中が「消毒」とか「除菌」という言葉に敏感になった際、今一度、医療現場におけるスタンダードプリコーション(標準予防策)を見直す必要がありました。そのような中、改良が必要な機器についてアイデアを具現化するために、公的機関に支援を要請し、一緒に併走してもらいながら開発を続けてきました。これまで、中小企業持続化補助金や広島市新成長ビジネス事業化支援助成金の補助を受け、システム開発・試作品製作・特許申請・意匠登録など、事業を進めてまいりました。我社は一人法人です。診療の傍らこのようなゼロからの商品開発を行うのは本当に途方もなく長い道のりでしたが、一般販売までようやくあと二、三歩のところまできた感があります。

今回、同友会への入会をご許可いただき、さらに多くの経営者の方からいろいろなことを学びたいと思っております。「医療」というのは「施し」でもあります。ビジネスとは一線を画するものですが、医療現場がより良くなることが社会貢献につながると信じて、これからも頑張りたいと思います。

皆様、どうぞよろしくお願い申し上げます。