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2023.09.01

「STOPインボイス!! 中小企業がインボイスを受け入れてはいけない理由 〜消費税は本当は間接税ではない?日本の税制のウソホント〜」広島北支部

■講師:森井会計事務所 公認会計士 森井 じゅん 氏

■とき:2023年8月24日(木)18:30開会
■ところ:TKPガーデンシティ広島 ダイヤモンドホール
■参加者数:57名

今回の例会は、「STOPインボイス!!中小企業がインボイスを受け入れてはいけない理由」と題して、わざわざ東京から森井じゅん(森井会計事務所 公認会計士)先生に、お越しいただきました。
テレビにも出演される森井じゅん先生は、本当に可愛らしく(顔が小さく)素敵な方でした。わかりやすく、熱く、興味深い日常的な事例を上げながら講習してくださいました。

正直なところ、今回の講習会は、興味を持たなければと思いつつ、全く自分ごとにならないテーマでした。
インボイスは、もう始まるし、今さら…
しかし、今回の講習を拝聴し、当たり前と思っていること(思わされていること)にも疑問を持ち、学んでいかなければならないと気づかせていただきました。

まず、インボイスの前に「消費税」の話がありました。
簡単すぎるのですが、まとめてみます。

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「消費税」
●消費税は、預かっているのではなく、対価の一部であり、製造コストの一部である。
●消費税の実態は、事業者にとって権限のない徴税業務の代行。
●消費税の実態は会計上「付加価値税」となっており、人件費と利益に対して税金がかかることになる。
 付加価値に税金がかかることの影響は以下の通り。
 ・税金対策のためには、人件費を下げる必要がある
   雇用の破壊
   給料ダウン
 ・事業者のコスト増となる
 ・価格形成を歪ませる
「インボイス制度」は、この消費税に対する事業者への誤った刷り込みを既成事実化する制度になっている。
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私たちは、国の政策を言われたままに受け入れるのではなく、実態を知り、間違っていることには声を上げていく必要があると感じました。
(私なんかは、まずは「知る」ということからですが…)

講習の最後に森井先生は、以下のようにおっしゃっていました。
「1人(1社)では届きません。みんなで意見をまとめて声を上げていくことが、社会を動かす草の根運動として最重要です。それをやろうとしている中小企業家同友会は素晴らしいし、心から尊敬します。頑張ってください。」

今回の例会ではグループ討論はなく、講習会後は、その場での懇親会となりました。
お料理を楽しみながらも、皆さんがそれぞれのお考えを熱く語っておられたのが、いつもにも増して印象的でした。また、そのお話を自分ごととして聴くことができていることは自分自身の嬉しい変化でした。

最後になりますが、本例会にご参加くださった皆様ありがとうございました。そして、私たちのために広島まで足を運んでくださった森井先生本当にありがとうございました。本例会の実行委員長の益井さん、実行委員の皆様お疲れ様でございました。皆様に心より感謝申し上げ報告とさせていただきます。

記:(株)広島元氣いっぱいプロジェクト 岩崎 浩美