「働き方で未来が変わる!~ナガ・ツキ流 社内改革のすすめ~組織化に必要なものが全てここに詰まっている」広島中支部 中③④地区会
”広島ワークスタイルカンファレンス” でグランプリを受賞した株式会社ナガ・ツキ 代表取締役 長谷川 晴信 氏が、単に働き方改革に取り組むのではなく、皆が≪働きがいを実感≫することによって物心両面で幸福になろう。などの経営方針のもと人の成長によって成長発展する会社を目指す中で たくさんのユーモアある取り組みの発表をいただきました。
■報告者 (株)ナガ・ツキ 代表取締役 長谷川 晴信 氏
■日時 2023年7月18日(火) 18:30〜21:00
■場所 ひと・まちプラザ マルチメディアスタジオ
■参加者数 35名(Zoom3名)
報告者は、(株)ナガ・ツキ代表取締役の長谷川 晴信 氏(中③④地区会)で、「働き方で未来が変わる!~ナガ・ツキ流 社内改革のすすめ~」というテーマで、自社の働き方改革の現状についてお話しいただきました。
コンクリート2次製品の製造販売等を手掛ける(株)ナガ・ツキ様は、「物心両面での社員の幸福」を理念に掲げられ、様々な福利厚生制度(社員への手当支給やプレゼント、福利厚生を目的とした社内行事の開催等)や勉強会の実施、全社をあげての清掃活動などに積極的に取り組んでおられます。特に、労働時間の約15%もの時間を社員教育や勉強会に費やしておられます。内容は、業務知識の習得にとどまらず、社員の人間力を磨く教育内容が多く含まれています。
そのような実績が評価され、働き方改革に取り組む広島県内の企業を表彰する「第1回広島ワークスタイルカンファレンス」(主催:広島県社会保険労務士会・中国新聞社)においてグランプリに選ばれています。
一方で、社員の離職率も低いとはいえず、課題も多いと氏はおっしゃいます。社員教育に対する社員の受け止め方も様々のようで、社内はまだまだ一枚岩ではなく、社内改革は途上にあるのではないか、という印象も受けました。しかしその中で、「こうするんだ!」という信念を貫き通す長谷川社長の志の強さを感じました。
氏は、「働きやすい企業ではなく、働きがいのある企業」を目指すと明言しています。現在実施している様々な取り組みが時間をかけて真に社内に浸透し、これまで以上に働きがいのある企業に成長していかれるのではないかと感じました。
参加者も、自身と自社の社員の働きがいについて、あらためて考え直す良い機会になったのではないかと思います。
記:山元勇治税理士事務所 山元 勇治