■報告者：（有）シャルダン商会　代表取締役　藤田 哲也 氏

■日時：5月17日（水）
■会場：市民参画センター
■参加者数：23名

Ｄ地区5月度例会は「そうだったのかシャルダン商会～企業変革支援プログラムを活用した経営とは？」と題して、経営労働委員長でもある㈲シャルダン商会の藤田社長をお招きして勉強会を行いました。地区内の企業変革支援プログラムの活用促進とそれによる会社の状況分析、課題解決に繋がるように企画されました。

企業変革支援プログラムは全21項目ありますが、今回はその中の経営者の責任、経営理念の成文化と社内共有について、シャルダン商会さんの取組とそれに対する会社の変化についてお話を伺いました。

経営理念の成文化による社内への共有化では、理念の唱和、定期的な勉強会を実施し、またその見直しをされていて会社の存在意義、目的が明確になり、社内からその目的に対する方法や行動が自主的に上がってくるようになっているそうです。
その取り組みや方法なども同友会での影響は大きく、先輩会員からのアドバイスや勉強会等の参加、同友会活動を通じて得られたものが大きいという事でした。その１つがこの企業変革支援プログラムによる分析も大きな要因であると言われていました。
グループ討論でも各会員の方が、その大切さを再認識された事と、それに伴う経営理念の大切さを改めて実感出来たようでした。

会社の状況や世間の状況も日々変わってくる中で、その時代に合った変化に対応して取組には、常に現状を把握し見直す必要があります。その為にもこの企業変改支援プログラムの活用は大切ですし、Ver ２は更に進化しているとの事で、私自身もしっかりと活用し「よい会社、よい経営者、よい経営環境」を目指して頑張りたいと思います。
今回のお話の中で、そういった取り組みの事例としてのお話はもちろん、藤田社長の取組み姿勢、お人柄、何より前向きなところが本当に印象的でした。

最後になりますが、シャルダン商会の藤田社長さん、この度は貴重なお話をありがとうございました。

記：若葉家具（株）　井上 隆雄