活動レポート
  • ホーム
  • >活動
  • >「豆腐屋の娘に生まれて」福山支部E地区会
2023.07.19

「豆腐屋の娘に生まれて」福山支部E地区会

■報告者:(有)柿原豆腐店 柿原恵美子 氏

■日時:5月12日(金)
■会場:ローズコム
■参加者数:16名

創業70年を経た福山でも老舗の豆腐店、柿原さんの体験報告でした。朝が早く苛酷なイメージのある食品製造業の豆腐店を継ぐことにはあまり抵抗がなかった。ただ、家業を手伝い始めて直ぐに、最大の取引先の事業停止によって廃業に追い込まれるほどの苦難を経験した。運よく新たな取引先を確保でき、苦難を逃れることはできたが、その後も常に新しい販路の開拓と新商品の開発に苦心をし続けてこられたようでした。
現在はBtoBの業者関係の販売(量販店卸)とBtoCの工場直売(直売所とマルシェ参加等)の2Wayでの販売戦略を展開中とのことでした。

そこで、今回の発表を通じて柿原豆腐店の新しい販売先等の検討を討論のテーマにして経営課題の解決の糸口を見つけることとなりました。例会をつくる小組会での話し合いを含めて、異業種の集まりである同友会でのグループ討論の中で、様々な意見とアイデア出しが行われました。そして報告者である柿原さんからは、「私たち関係当時者からは思いつかないような意見をもらい、とても参考になった」との感想を頂く事ができてよかったと思いました。

地区例会の本質な良さをあらためて感じ直すいい契機となりました。報告者、例会参加者がともに思いを巡らせることのできる例会となり、オールフォーワン、ワンフォーオールの言葉通りに、一人ではない、共に頑張っている仲間がいることの幸せを今更のように感じることのできるE地区例会でした。柿原さん、お疲れ様でした。ありがとうございました。
また、他地区の方々も是非、お気軽にE地区の例会にお越しいただければ幸いに思います。

記:松岡製麺(有) 松岡 宏高