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2023.06.30

会員紹介 (株)MATSUOKA 取締役 松岡 孝柊 氏(中⑨地区会)

家業である(株)MATSUOKAを継ぐために、広工大に入学し、土木を専門に学びました。
しかし、座学で学ぶ知識と現場で使うための知識にはすごく乖離がありました。良かった点は、同業の仲間ができたことです。

大学卒業後は、すぐに家業を継ぐのではなく修行のために、2017年4月に日本道路(株)に入社しました。こちらの会社では、現場での経験を積むため以外にも、広島で勤務し人脈を作ることも目的にしていました。
しかしながら、転勤先が愛知、静岡、山口となってしまい、当初の目的であった人脈作りが思うようにできなかった点や、任される現場が高速道路の現場ばかりで、家業に活かせる部分がかなり少なかったです。
そのため、自身が想定していたよりも早く日本道路(株)を退職し、令和2年11月1日に(株)MATSUOKAに入社しました。

 

職場の環境が変化したことで、自分自身が現場に出て作業をこなす機会が増えましたが、もともと自分が動くことが好きだったことと、持ち前のガッツですぐに環境の変化に順応することができました。

仕事の環境に慣れてきたときに、(株)MATSUOKAの課題も少しずつ見えるようになってきました。何点か改善点がある中で、現状早急に取り組みたい課題は、若手人材の確保です。

今の若い層は、建設業離れが進んでいると言います。
最近の若い方たちの価値観が、一昔前の方たちと比較すると変化していることがこの建設業離れの原因にあると思っています。今の若い層は、お給料をたくさんもらえることよりも、休日が充実している方がいいと考える人が多くなっているため、建設業は敬遠されがちだそうです。

(株)MATSUOKAでも、こういった時代の流れに合わせるために、休日をしっかり取れるような環境づくりを進めていきたいと思っています。
また、若手に対する教育面のサポートもまだ十分ではない可能性があるため、若手人材の確保が難しいのではないかと考えています。
今後、会社の規模をさらに大きくしていくために、会社内部の整備に力を入れていきたいです。

                                記:FIT FIELD 上野 薫