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2023.04.26

「今、この瞬間が未来をつくる  ~地域が変われば日本が変わる~」第53回中小企業問題全国研究集会in長野

3月2~3日、「第53回 中小企業問題全国研究集会 in 長野」が開催されました。広島同友会からは41名が参加しました。

私が参加した第9分科会の報告者は北海道大学大学院教育学研究院 教授 宮﨑 隆志氏。「ユネスコ『学習権宣言』の今日的意義。社員の可能性の追求と豊かな成長を目指して」をテーマにお話いただきました。
報告では、同友会の社員活動の理念は「人々をなりゆきまかせの客体から、自らの歴史をつくる主体に変えていくもの」として学習活動を位置付けた“学習権宣言”と重なります。経営者と社員が「自らの歴史をつくる主体」となる学習権とはどのようなものなのかを読み解いていかれました。
その後、「“仕事を創り出す”働き方は可能か。また、その必要性をどう考えるか?」というテーマでグループ討論が行われました。討論では、「ワンチームになることで仕事は創り出せる」「社員全員が自分事として捉える」など活発な議論が交わされ、同友会の社員教育について改めて考える良い機会となりました。

基調講演では、社会医療法人財団 慈泉会 相澤病院理事長・最高経営責任者 相澤 孝夫氏に「経営者として、いま何をなすべきか!! ~覚悟の先にある未来のために~」をテーマにご講演いただきました。経営理念を活用したことで、病院の原点やビジョンが明確になり、現在では地域医療の最前線で地域密着の病院経営をされている実践に大変感銘を受けたご講演でした。

(記:事務局 大塚)