「I地区に新しい風が吹く」福山支部I地区会
報告者:(株)サンヨーエム 槌井 要 氏
■日時:2月21日(火)
■会場:タカハシセミナールーム
■参加者数:11名
槌井氏は6年前に先代の社長より仕方なしに社長を引き受け今に至ってます。その事によって、経営はしているけど何かうまくいかない、セミナーを受けたけど社員には社長の意図していることが伝わらない、等の問題山積みの発表となりました。
槌井氏自身大変実直に経営には挑んでいる姿がかいまみれますが、若い社員は急にやめると言い出す、賞与も平等に出すも何で俺の額とあいつの額が同じなんだなど、社員間の軋轢も発生しているようです(平等と公平を勘違いしてるのでは)。会社の看板を変えても、顧客からは全然認知もされない、事務所内のフリースペースも改装するが、何か違う。とどめには、入社32年のベテラン営業店長が突然退社し独立するなど、どの様にすれば、何をすれば解らなくなり、前述記したセミナー、はたまたはバンジージャンプに挑み自身を奮い立たせたようですが上手くいかず。そんな折、同友会を知り入会されたということです。
今回の槌井氏の定休日は作るべきか、自社を知ってもらえる方法、特別化、様々な判断・タイミングなどの問題定義に対しての小手先のアドバイスは今のところ必要ないように見受けられました。
本人は方法を知りたがっているかも知れませんが、先ず自分の会社の具体的な分析や、出来れば月次決算、前年対比、目標値などの設定が必要なのではと思いました。もちろん定休日は社員の士気向上の為必要であり早急にされた方がが良いとは思います。
自社を知ってもらう為には、活用してないせっかくの顧客カードや来店者の情報があるのだから槌井氏自ら後追いをすれば他の営業社員にも良い影響が与えられるし、顧客に対しても認知度が広まり口込みも必ず広まるはずです。
まず出来ることから一歩ずつ前進し、改革していけば必ず社内にも新しい風が吹いてくると思います。槌井氏自身にはかなりの負担となるとは思いますが、必ず良い結果が伴うと思います。
そして悩みがある時は同友会メンバーに問いかければみんなウエルカムで対応してくれます。
槌井氏、一人で頑張らず社員など巻き込んで邁進してください。今後の良い報告待ってます。
記:瀬戸保険事務所 瀬戸 敏之