報告者：（有）繁本組　  向田 篤史　氏
報告者：（株）ナカオカ　中岡 英也　氏

開催日：2月24日（金）
会　場：ひと・まちプラザ
参加者：22名 

2月24日（金）に広島中支部青年部2月度例会「ビジョン作成例会　～現状を把握して、会社の将来を考える～」を実施。今回は広島青年部会連絡協議会の2030ビジョン委員会が作成したビジョン検討シートを作成する例会を実施。最初にビジョン委員会担当者の向田氏から、ビジョンを作る意義・作ることでのメリットを報告し、実際の作成事例を中岡氏に話していただいた。その後は実際に参加者全員がビジョン検討シートを作成し、グループに分かれてシェアする時間を設け、活発な議論が行われました。

ビジョン検討シートの中には会社の現状と将来どうしていきたいかといった内容を埋めるものとなっています。会社の数値として経常利益や自己資本比率の記入欄もあり、決算書を読めない、また夢や目標の欄になると手が止まってしまう、…など、シートと向き合うことで、自分の課題も分かったのではないかと思います。

今回この企画が開催された背景としては、ビジョンを持つことの大切さを知る…だけでなく、作ったシートを発表しあい、自己開示して各社の課題を明確化したい…という例会担当者の思いもありました。お互い所属する企業が異なるので、課題に対して、忖度なく本気本音で言い合うことができます。グループ討論ではまさに、そんな熱いやり取りが例会後の懇親会でも盛り上がり、会員間の絆もより深まったかと思います。

なかなか経営指針書というと手が出にくく構える方も多いとは思います。そういった方はまず取り組みやすいビジョン検討シートに着手してみてはいかがでしょうか？ひょっとしたら、あなたの課題も同友会で解決できるかもしれませんよ。もし、このビジョン検討シートが気になるという方は、広島中支部青年部までご連絡ください。

記：（株）新中央交通　松田 泰典