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2022.12.20

「しくじり先生俺みたいになるな!!~ワクワクするフリをして本当はヒヤヒヤしている社長~」尾道支部

■報告者:勝原商事(株) 勝原 清志 氏

■とき:2022年11月17日(水) 19:00
■会場:尾道市市役所&zoom

勝原さんの会社は一時は倒産寸前にまで迫った時期もあるほどの厳しい時期を乗り越えて今があるとの事でした。本当に多くの苦労があったことだと思います。「俺はやっている」という過信、経営者としての勉強不足などが「しくじり」を招いたとおっしゃっていました。新店オープン直前に店長退職、バンクミーティングの体験等々なかなか刺激の強い体験をされています。

そんな状況下で救いの手となったのは先輩からの言葉、人、勉強会などに出会い倒産危機を乗り越えて来れています。キーワードは「人」。人=社員がいなければ会社の存続は不可能です。だから勝原さんは数字のことだけではなく、目に見えないもの(数値化できないもの)を大切にしていこうと考えられておられます。「思いやり、愛情、優しさ、笑顔、丁寧な接客」などなど。そのためにも社員が安心して働ける会社作りのために、給料のことだけではなく、毎週全社員と会話をすることなどにも取り組んでおられます。

また、自分で考え行動してもらうために損益計算書、仕入れ値、売価、採用、バイトの時給、シフトも店長に任せておられます。なかなかできないことだと思います。

任せるにも勇気がいります。ですが勝原さんは過去の経験からこういったことを信頼して、任せることで社員は「やりがい」持って働き、職場が元気になり、社員の定着にも繋がるとおっしゃっています。

今回の討論テーマも「社員にやりがいを持ってもらうことために取り組んでいることはありますか」でした。普段、社員のやりがいなどあまり考えてなかったので非常に良い機会となりました。

記:まるか食品(株) 川原 利行