■報告者：日鐵鋼業（株）　能登 伸一　氏

■日時：11月17日（木）
■会場：ローズコム

今では順風満帆の日鐵鋼業㈱も、能登氏が入社当時は社内の空気は、とても重たく、父親である先代に対しての社員からの苦言をたくさん聞いたそうです。とてもショックだったそうですが、その頃の思いが、現在最大の取り組みである「GCH」（社内総幸福）向上に繋がっているのだと思います。
常に、社内の幸福度を上げることを考えることにより、社員さんの活気が増し、会社を好きになり、自分の会社と思ってもらえるようになったそうです。

また会社全体で取り組む３S活動を徹底的に行い、モノを探すことがなくなったそうです。それに比例して、売り上げ、利益も伸びていったそうです。
当然ながら、道のりは険しく、諦めず、コツコツと様々な取り組みを継続した結果だと思いました。

テーマ「自社を良くするために明日から何を行動しますか？」で行った討論では、発表に引っ張られるように、とても前向きな意見がたくさん出ていました。特に「今よりももっと、社員さんを大切に思い、行動したい」という意見が多かったと思います。また、「何回も発表を聞きましたが、今回が一番良かった」という意見があるように、とても素晴らしい発表で、参加者全員が感銘を受けていました。

今回の例会で、経営者としての姿勢や社員を思うことで会社がよくなる事が良くわかり、自社でもコツコツと諦めずに実践していこうと思いました。

記：（株）AirCollect　末広 雄一郎