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2022.12.20

「知っているようで知らない人事評価制度〜社員のモチベーション向上が会社の成長の鍵〜」福山支部E地区会

■講師:島田正美社会保険労務士事務所 島田 正美 氏

■日時:11月15日(火)
■会場:ローズコム
■参加者数:13名

まず、大命題として人事評価制度は何故必要なのか?という問いから発表は始まりました。
結論としては、「儲かっている会社には人事評価制度がある」「給与額の説明には根拠がいる」ということでした。

そんな人事評価制度を策定するための一つの要素として戦略性が必要だということでした。つまり、優れた経営理念と経営方針が必要であり、やはり同友会で活動する上で経営労働委員会で学んでいる経営理念の作成という作業は非常に重要な仕事だと実感しました。経営理念は経営者だけのものではなく、従業員とビジョンを共有する上での強力なツールだと思います。
また、雇用自体もJOB型やメンバーシップ型等様々な働き方が増えている中で人が育つ仕組みについて考えなければいけません。会社が従業員にこうなってほしいという姿を細かく細分化し、「成果」「勤務態度」「能力」などに分けてSABCD等評点をつけて評点を上げればその従業員の給与やモチベーションがアップするような評価基準を作成することは非常に有効だと思いました。
若手社員に対しては勤務態度にウェイトを置き、ベテラン社員には成果にウェイトを置いて評価するという部分には社員のステージに合わせた評価をするという工夫も考えられており、島田先生が今まで様々な企業を見ていく中で感じたことを書類の一つ一つに落とし込まれていると感じました。

私の会社はまだ、私一人の会社で従業員はいませんが、今後社員を雇用し教育を考える時には今回のセミナーでのお話や資料を参考にしたいと思いました。

記:(株)PARCEL 宮﨑 裕大