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2022.12.05

「”お知恵”をおかしください」広島中支部中➂➃例会

報告者:ひとつ麦 吉原 幸子 氏 

開催日:2022年11月11日(金)
会場:ひとまちプラザ、Zoom
参加者23名(Zoom:4名)

吉原さんは宮島の老舗旅館「岩惣」の娘として生まれ、幼い頃から宮島で育ちました。宮島にてお客様をお迎えすることを喜びとしながらも、岩惣就業時に心身不調に陥り退職。その後、家業の他社譲渡を経て、今日の起業に至るまでを赤裸々に語っていただきました。

インド刺繍による帯や足袋の製造販売事業を展開しようとした吉原さんでしたが、紆余曲折を経て、「宮島きもの時間」という事業にたどり着きます。

「宮島きもの時間」は1日1組限定で、宮島にて着物を着付け、お詣り、撮影、観光に同行するサービスです。現在は、七五三、振袖を中心に予約を受けておられます。中でも七五三に注力。その理由は①ご家族の「手のひらの中の幸せ」を目に見える形にしたい②嚴島神社でプロカメラマンが撮影できるのは「人生儀礼」に限られているから、だそうです。

「宮島へ足を向けるのが辛かった」と言う時期もありながら、コロナでダメージを受けた町を見て一念発起。宮島での事業展開を決心された吉原さんに、今後の展開を広く伺わせて頂きました。

優しく語り掛けるような話し方をされる吉原さん。例会も、彼女の人柄がにじむ温かいものとなりました。

今後の事業展開のため、着付け師、ヘアメイク、カメラマンを募集中とのことです。心当たりのある方は吉原さんまでご連絡ください。よろしくお願い致します。

       記:(㈱)高橋呉服店 高橋信善氏