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2022.11.28

誰も読まない記事を書かない為に! 中支部広報委員会主催 記事の書き方勉強会

開催日:2022年11月9日(水)
会場:同友会事務局およびZoom

講師:中国新聞社 編集局次長兼報道センター長 吉原 圭介 氏

 ー記事と言えばの代名詞である新聞社のプロから学ぶー
タイトルだけで最早半分近くの内容を伝えることをやってのける新聞。そして広島で購読者の多い中国新聞の編集局次長をお招きし、記事とは?興味を引く内容、そして書き方の勉強会が開催されました。

 そして端的に且つ要点をしっかりとわかりやすく伝える代名詞である「プレスリリース」の書き方で具体的な内容を学ばせていただきました。
 知っているようで知らない、出来てそうで出来ていない事を具体例を踏まえながら「良い例」「悪い例」を見比べていきました。説明を受けながら頭を読む側の人間にすると、そんな事わかるわい!となりますが、いざ文章を書く側になって考えてみるとそれはなぞなぞのように「あれ?」「なんか違う?」を繰り返します。

 そこには普段、考えないようなポイントが沢山ありました。

 また写真においてもその重要性を教えていただく事となりました。「見ればわかる」ではありませんが写真から伝わってくる情報はとても貴重な情報源なのです。商品の大きさを伝える為に目安となる別の品を置くこともその一例かもしれません。

 つまり書く側の気持ちどうこうではなく、むしろ読む側の気持ちをしっかり考え、何をどのように伝えるべきか?それは知りたい情報となっているか?正確に伝わるか?時系列はあっているか?
 このような事を多々考えた文章は、人に伝わりやすく、そして人の心を動かしうる。さらにそれはスタンダードな考え方になったり、社会を動かすきっかけとなる。
 日本社会の大多数である中小企業、その集まりである同友会ではそれこそ社会を動かすかもしれない情報源とも言え、発信力の無さから埋もれてしまっている有益な情報も沢山あるかもしれないと思います。
 広報委員会ではその一助になるべく、少しでもわかりやすく、伝わりやすい記事を心掛け、発信できるようにしていければと再認識をさせられた1日でした。

記:(株)トライアングル 高原 寛行