■報告者：（有）ＩＷＩＬＬ　代表取締役　安達 亮　氏

■日時：10月25日（火）
■会場：尾道市役所２階多目的スペース・Zoom

【報告内容概要】

先代から続く自社についてわからない部分に目を背け、売り上げはあるのに、現金が残らない。また、力のある職員に見限られ、日々の仕事に深夜まで追われ、心身とも疲弊し、自分らしさが発揮できず、仕事を楽しく思えない日々が続いたとのこと。
そのような中で、同友会の寺子屋メンバーから経営の数字のアドバイスを受け、銀行からの融資の借り換え等の社内整備を行い、発表者自身及び自社ともに大きく成長を遂げた。その成長の一つの形として全国５４０社からなる写真館アワードでグランプリを受賞。その背景には自社の独自性を顧客に尋ねて練るという戦略があった。最後に、発表者が今後の展開としてイベント等をコーディネートすること等に触れた。

【討論テーマ】

「お客様から自社の良さを聞かれたら何と答えるか」
高尚な経営理念があっても、職員や顧客に伝わらなければ意味がないという発表者の思いを基に、討論テーマにすることで、自社の良さを参加者各々が確認する時間となりました。
討論では、自社の良さをすぐに答えられる参加者が多く、同友会のレベルの高さを感じるだけでなく、その会社の良さをなぜ実現できるのかという質問が出ることで、ビジネスモデル、マーケット戦略、マネジメントについて考えるきっかけになりました。

記：(株)ユグドラシル　中原 元気