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2022.11.16

「果たして人材育成で従業員さんとの信頼関係は構築されるのか!?」福山支部I地区会

■報告者:(株)明電 大塚 真 氏、ワタナベ産業(株) 渡邊 倫久 氏、(有)やまさきショップ 山﨑 雅司 氏

■日時:10月18日(火)
■会場:タカハシ・Zoom
■参加者数:9名

この度のI地区例会は、経営課題として支部が掲げる重要項目のうち「社員との信頼関係づくり」「育成体制作り」について会員企業3社に以下、いずれかのテーマにてご報告いただきました。「社員教育」「従業員さんとの接し方」「社員教育における失敗談」「働きがいを感じてもらうための取り組み」。

まずは㈱明電 大塚氏。「働きやすさの向上」という言葉の定義や背景のすり合わせが社員さんと出来ていなかった失敗談をご報告いただきました。この失敗から幹部社員さんと言葉の定義や背景のすり合わせに取り組まれたそうです。特に言葉の背景はしっかりと共有することの必要性を学ばせていただきました。

そしてワタナベ産業㈱ 渡邊氏。まず事業承継された頃、社員さんのことを見ていなかったと告白されました。そのことに気づき、社内のコミュニケーション作りに取り組まれ、コミュニケーション不足による部署間の不具合を解決するためにご自身が社内の潤滑油となり取り組まれたこともご報告いただきました。このことから中小企業の経営者には、社内での潤滑油の役割も重要だと学ばせていただきました。

最後に㈲やまさきショップ山﨑氏。大手スーパーマーケットの参入の中で、生き残るために社員さんやパートさんへの取り組みをご報告いただきました。ベクトルを合わせて働くために共に学ぶ時間を共有されています。そのために働く時間が違う部署ごとに朝礼をされ、ご自身は一日数回の朝礼に向き合い、共に学ばれています。経営者は、社員さんやパートさんに仕事を通じてより豊かな人生へと導くために貪欲に勉強していかないといけないことも学ばせていただきました。
少し時間をおしましたが学び多き例会となりました。

記:松永花壇 杉田 憲吾