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2022.11.16

ちょっとした話 「世羅町特産『松きのこ・松なめこ』を使った イタリアンレストラをオープン (有)世羅きのこ園(三原支部)

フードロスゼロに取り組む㈲世羅きのこ園(取締役会長 東山正氏)が、同社が研究という長い挑戦のすえ誕生させた「松きのこ・松なめこ」を味わえるイタリアンレストラン「ピノ」をオープンさせました。
レストランは、事業再構築補助金に採択され、二〇二二年九月にオープン。ランチは女性客、ディナーは若い年齢層のお客様で賑わっています。メニューは六〇種類。自慢のきのこと地元の季節の食材を使ったお料理が楽しめます。併設する直営フードショップ「マンテネーレ世羅」では買い物を楽しむことができます。
「松きのこと、松なめこがメディアで紹介されたことで生産が追いつきません。工場を増設して生産量を増やします。レストランはスタッフを増やし、さらにお客様に満足いただける内容にしていきます」と東山氏。
さて、「ピノ」の誕生は、東京でイタリアンレストランをされていた方が広島市内に帰郷された際に「松きのこ」を食べて料理人として感銘を受け、きのこ栽培に携わりたいと世羅町に移住をされたことがはじまりです。
同社の新たな挑戦である六次産業化の手段として、レストラン事業の構想が、五年計画で進められていました。
この中でコロナ禍に突入します。食の安全・安心があらためて注目される中、生産者として、生産、加工、調理提供までを対応する計画をつくりました。世羅町内に飲食施設のないホテルがオープンすることも同事業の追い風になったそうです。
きのこの生産者の挑戦が、世羅町に新しい風を吹かせています。

TRATTORIA「Pino」
広島県世羅郡世羅町小世良 7-5-4
TEL:0847-25-5005
https://www.sora-michi-minato.jp/spot/525