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2022.10.25

「自社で出来るデジタル化の取り組みについて」福山支部政策委員会


講 師:福山市経済環境局 経済部産業振興課 神原夕起子 氏

報告者:㈲広島金具製作所 水ノ上貴史 氏
    ㈱マザーアンドチルドレン 安田 剛 氏

■日時:9月6日(火)
■会場:事務局・Zoom
■参加者数:24名

神原氏の報告では、コロナ禍で経営環境が変化し、企業は対応を余儀なくなっています。そこで、デジタル技術を使い固定概念を変化させるきっかけとして、専門家の派遣(びんご産業支援コーディネーター)や、行動を起こしたいが何からすればわからない人の相談窓口(びんごICT相談所、フクビズ)をご紹介されました。そして、デジタル化に対しても各種補助金もあるとの報告でした。

安田氏の報告では、DXやデジタル化は目標設定を明確にし、段階的に少しずつ最終目標へ近づいて行くのが重要だと報告され、サポートなさった方の営業業務の95%はDXにより自動化ができるのでは?と関心が深まる内容でした。

水ノ上氏の報告では、自社の課題を認識し対応策を考え自力で探し、ツールの良し悪しは使用する社員に判断させ効率化を進めていました。また、DXを進めるにはまず、アナログで作業をマニュアル化し進んでいるか、そしてDXへと進んでいく、もしツールが合わなければ切り捨てる。常に改善の意識がありました。

3名の報告を聞き、DXの入り口は広くまた、サポート機関や補助金、同友会内でも実践されている方がいるので、自社の課題を明確にし、目標設定さえすれば、どの業種でもデジタル化を進め会社の活性化が出来るのだと感じた委員会でした。

記:㈲小森カッティングセンター 小森 学