「わたし、今バッターボックスに立っています! 終活ライフプランナー始めました」広島西支部西地区会
報告者:㈲伸陽電化設備 岡本登美恵氏
開催日:2022年9月20日(火)
会場:西区民文化センター
西地区会9月例会は、㈲伸陽電化設備の岡本登美恵氏に「わたし、今バッターボックスに立っています!~終活ライフプランナー始めました~」というテーマでご報告頂きました。
1978年に街の電気店としてご主人と始められた伸陽電化設備は、お客様のお困りごとに素早く対応し、オイルショック、バブル、リーマンショック、そしてコロナ…と、時代の変化に対応して、顧客満足と安心をモットーに事業展開されてきました。
「しかし、気がつけばお客様は高齢化、社長もわたしも高齢化、そして日本も高齢化…今までもお客様からのご依頼で片付けもその都度やってきたなあ。お客様と会って話しをするのが大好きだし。そうだ!終活のお手伝いをしよう!」と新事業として、終活サービスを始められたそうです。
2025年には、団塊の世代800万人が後期高齢者になるという超高齢化社会を迎えます。人口構造が大きく変化し、介護費用や医療費の増大、労働力不足などさまざまな問題の発生が懸念されています。
社会や価値観、環境が変化する時代の中で、自分が望む人生の最期を準備する「終活」が必要になっている、と岡本氏は語ります。そして「終活」を、自分の想いや希望を家族や友人に伝えるエンディングノートづくりから始めることをすすめられていました。
グループ討論は、「超高齢化社会をあなたはどう事業展開しますか?」というテーマで、これからの社会や事業展開についての話し合いが行われ、高齢者が増える社会変化をビジネスチャンスとして捉え、高齢者向けサービスを充実させるとか異業種コラボで時代にあった商品開発するなどの意見がありました。
今回、西地区会の母親的存在の岡本氏が新事業の取り組みを発表されたことで、参加者は大いに刺激を受けた様子でした。
記:㈱アクト 原田 和志