～大切な人と別れを乗り越えて感謝の経営～　東地区会9月例会

本通りグリルの森藤宏太郎氏は、「感謝の経営」ということで、これまで家族や仲間から与えてもらった言葉や支えに対する「感謝」の気持ちとこれからの目標を語って頂くとともに、会員自身も周りの支えが「当たり前」になっていないか今一度振りかえる機会としたいということですが．．．

東地区会9月例会
テーマ：大切な人と別れを乗り越えて感謝の経営
報告者：株式会社 本通りグリル 森藤 宏太郎 氏
日時：令和4年9月21日（水）
場所：ビアローゼン/ＺＯＯＭ
参加者：47名（うちｵﾌﾞｻﾞｰﾊﾞｰ3名）

9月例会には多くの方にご参加を頂きありがとうございました。

東地区会9月例会を9月21日（水）に開催しました。今回の報告者は㈱本通りグリルの森藤宏太郎氏です。テーマは「感謝の経営」ということで、森藤さんがこれまで家族や仲間から与えてもらった言葉や支えに対する「感謝」の気持ちとこれからの目標を語って頂くとともに、会員自身も周りの支えが「当たり前」になっていないか今一度振りかえる機会としたいという趣旨で開催しました。

㈱本通りグリルは1975年設立、祖父の代から長年にわたり飲食店を経営されており、これまで多くの苦難を乗り越えて来られています。その中で創業者である祖父からは「料理でお客さんの笑顔を作る」という理念、母からは日常では見落としてしまう支え、妻からは固定観念にとらわれない発想を感じ学ばれていました。経営において大切と思われるものがこれまでの出会いと別れの中で形成され、そこに経営労働委員会で学んだビジョンが加わることで、これから自分が取り組むべきことを明確化することができたということでした。

また、これから新たなことに挑戦し、自らが得た経験を次世代に繋いでいくという強い想いを感じました。グループディスカッションにおいては、「感謝を伝える経営をあなたはどのように実践されていますか？」というテーマで討論を行いました。会員により感謝の対象や伝え方は様々でしたが、「感謝」について考える機会となったことで、自身が多くの人から学び、支えられているということを再認識することができました。その想いや行動、与えられたものを経営に活かしていくことがより良い経営環境を作ることや会社の発展にも繋がると感じることができ大変有意義な時間となりました。

税理士法人 安部事務所　原田泰弘