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2022.09.21

「デザインの力を生かした経営 ~自社ブランド再構築の事例から学ぶ~」福山支部政策委員会勉強会

講師 備後デザインサロン 運営メンバー  

7月5日(火)にZoomを使い開催されました。参加者は26名でした。  
福山支部政策委員会は、中小企業白書に注目した勉強会を6月に続き7月も開催しました。今回注目したポイントは「デザイン」でした。  

勉強会では、備後デザインサロンから、心石拓男氏(㈱心石工芸)、クワダ ヤスヒサ氏(YASUHISA KUWADA DESIGN OFFICE)、北川貴子氏(VISUAL COODINATOR)、宗藤利英氏(㈲コトブキ印刷、備後デザインサロン 代表)の四名の方に講師としてお越しいただきました。  
はじめに、クワダ氏が「自社のロゴなどデザインは、何のためにかっこよくするのか。ブランドは育てていくもの。使い込むことでブランドになっていく」と報告しました。  続く、心石氏は「自社のロゴをつくることと、自社の経営理念をつくることはほぼイコール。シンプルなデザインは使い続づけられる。10年使ったロゴは認知され、信用につながった。求人がしやすくなった」と自社での経験を紹介しました。  
北川氏はコーディネーターとして「今のデザインから何を変えたいのか聞き取ることを大事にしています。デザイナーは沢山いるので、ご自身と自社のことを理解してくれる方を選んでください」と関わった企業のパッケージデザインを新しくするまでの取り組みを紹介しました。  宗藤氏は、備後デザインサロンの活動を紹介しました。  

塩出福山政策委員長は、中小企業白書では、企業の成長を促す経営力と組織としてデザインの重要性が示されています。新たな時代へ向けた自己変革力に磨きをかけましょう、と投げかけました。  
勉強会の参加者からは、事例報告を聞き、ロゴ、パッケージデザインづくりを通して社内の一体化につながったことが印象的でした。コーポレート・アイデンティティの勉強になりました。自社のブランド化に挑戦したい、など感想が述べられました。