【今月の推し!】宇宙への夢から始まった道。世界に地域を情報発信!|AZLinks 大島氏|南4地区会
今月の推し!として、南④地区会の AZLinks 大島氏をご紹介します。
南④地区会広報委員会メンバーは、大島氏の3つの会社と仲間たちとともに廿日市から世界へと羽ばたくためのロードマップを取材してきました!
大島氏が事業を始めるまで
幼い頃ガンダムが好きだった大島氏は、”宇宙に関わる仕事をしたい” という想いを胸に大学へ進学しました。
しかし時は宇宙世紀ではない平成の世。
「うちの大学では宇宙に関わる仕事は難しいよ」と言われますが、機械やモノづくりが好きだったことから、卒業後は自動車設計のエンジニアの道へ。
モノづくりの最前線に立ってふと気づくと7年。30歳を迎えようとした時、リーマンショックの激震が走りました。仕事が減り、同じ部署の多くの人が居なくなり…まさに “サラリーマンとして働くリスク” を体感します。
そんな中、地域おこしのボランティアをしていた大島氏は、地域おこしや地元企業の広報戦略を提供する仕事に活路を見出し、起業したのでした。
3つの事業は1つの夢につながるために
大島氏は現在、3つの会社・仲間とともに広島から日本へ、果てには広島を世界へ届ける為の活動をしています。
広島を拠点に広告企画制作を行う『AZLinks』、東京を拠点に全国で各種プランニングを行う『(合)TWIYO』、まちの駅ADOA大野に店舗を構え飲食事業や飲食店支援を行う「Picnic(合)」の経営に携わる大島氏の行動は活動的で、常にその次へ、未来への構想と繋がるようなものであり、数々の広報やプランニング、イベント企画、商品開発に活かしています。
「3つの事業を連携させていくことで、応援したいプロダクトや地域をもっと盛り上げるために、世界へ発信するためのノウハウを貯めている途中です」とのことでした。
取材時は廿日市ゆめタウンに『PICNIC(ピクニック)』での出店中でした。
ピクニックとは大島氏が2022年4月に大野のADOA(アドア)にオープンされたスイーツ屋さん(軽食も楽しめる)なのですが、
この度の廿日市ゆめタウンに出店するにあたっては同友会インターン事業で迎え入れた学生さんとともに、この時のためだけの新作スイーツを開発されたそうです。
「インターンの子に教えながら普段の業務をこなすのはしんどいはず。なぜインターンの子と一緒に新しい商品を作って販売してみようと思ったのですか?」
…と聞くと、大島氏は
「自分で考えや方向性をベースとして伝え、相手とともに練って一緒に実践し、一緒に経験を積むことでしか得られない発見があるんですよ。自分も40歳を超えてきているので次の世代の意見を聞けるのは大変参考になりますしね。」
と答えられました。これを聞いて “筆者自身も若いころに大島氏のような上司にめぐまれていれば…” などと考えずにはいられませんでした。
「『人と触れ合うことが好きで色んな人と関わって楽しく仕事したい!』という思いが根底にある」と言われるように、さまざまな企業とタイアップし一緒に商品開発をしながらそれをいかに宣伝していくか、どうお客様に伝えていくかを提案したりされている大島氏。
体、そして頭がフル回転で疲れてしまわないかと思った筆者が見た大島氏の目はとても楽しそうで「楽しく仕事をしたい!」は間違いなく実現できているなぁと感じました。
人と生き、人と学び、人を育て、事業も育てる。
筆者はまばゆく輝く大島氏の人生観に、すこしばかり嫉妬してしまいました。前進し続ける大島氏の店舗はこちらです。ぜひ、ふらっと立ち寄ってみてくださいね。
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記:株式会社アトラクト 古廣 聡(南④地区会広報委員会)