2022.09.21
中③④ほっと一息 少年サッカーから学ぶ (株)伍興 代表取締役 小林正樹
広島中支部
幼稚園年中から始まった息子のサッカー。
最初は、体操教室の延長にて体を動かすために入部。幼稚園だけあってワチャワチャと楽しくしていましたが、年を重ねる毎に本人よりも親の方が活躍や勝利に執着していくようになりました。
そうなるとダメ出しの嵐。
あれがダメだ!これがダメだ!と責めてばかり。本人も面白くなかっただろうなと今思います。
小学校最後には父の我儘で8年いたクラブから別のクラブへ移籍。これも子供にかこつけた親の身勝手。
自分がしているわけでもないのに、目の前の活躍や勝利だけを求めて、ただ自分の気持ちを満足させるために。息子の気持ちも考えずに。
色々と反省の中、中学進学時のサッカー継続は本人に選択させました。そして、プレーに関しては口を出さないように。自主と連帯と民主を自分で学んでほしいため。と言っても、ちゃんとダメだししてますが。(笑)
現在所属のクラブ方針は、ティーチングでなくコーチング優先。これまで観戦して来て感じた事は、強制でなく自主性がなければ、うまく前へは進まない。
個もチームも全員が考え、ひとつのチームなる事が大切だと、人を育てるために必要な事を息子のサッカーから学べた事です。
おかげ様で、2022年度ジュニアユースU15中国大会まで進出する事ができました、子供達にとって、とても良い経験ができたと思います。
今は、サッカーも勝利よりも子供たちそれぞれの成長を見るのが楽しみです。息子も中学3年なので、見るのもあと3か月くらいかな。
来年からは、趣味の釣りに戻り今度はお魚と修行します!
文:(株)伍興 小林 正樹