報告者：（有）寿木工　住岡 和美　氏

７月例会は、㈲寿木工の住岡氏（呉支部副支部長・芸南地区所属）に５Ｓを中心に体験報告していただきました。

５Ｓ活動＝製造業と思われている方が多いと思います。正直、自分もそう思っていましたし、整理整頓しとけばいいぐらいに軽く考えていました。でも、会社によって言葉の解釈は多少違うそうですが、「整理：要るモノと要らないモノをはっきり分け要らないモノを捨てる」「整頓：要るモノを誰でもスグに取り出せるようにする」「清掃：つねに掃除をし、きれいに磨き上げる」「清潔：整理・整頓・清掃の３Ｓを維持する」「しつけ：悪い習慣を良い習慣に変える」。ひとつひとつに意味があり、問題（目標・基準との差異）の顕在化し、解決策等を考えること・良いことを続ける習慣を身に付け、それが社員の成長につながる人づくりのための５Ｓ活動となっています。
また、５Ｓ活動をすることにより業務効率の向上・安全性の確保・快適な職場環境の実現のような効果もあると教えていただきました。

グループ討論では「働きやすい環境になっていますか？」をテーマに行いました。

普段何気なくやっていることでも何のためにやるのか、意味や目標を持つことが大事ではないかと気づかせてもらえた報告でした。住岡副支部長、大変貴重な報告いただきありがとうございました。

記：（株）泰后産業　髙木 博行