報告者：(株)ピーアンドエス　代表取締役　合原壽之氏

とき：2022年7月19日（火）
ところ：西区民文化センター

西地区会７月例会は、㈱ピーアンドエス　代表取締役　合原壽之氏に『事業承継の壁に立ち向かう！～６７歳での起業から１２年～』というテーマで報告頂きました。

工作機械設備商社に長く勤められ、副社長にまで上り詰められた同氏は、67歳の役員定年を機に起業を決意されたそうです。
起業した大きな理由は、高齢者の働く場所を作ることでした。
これまで培った経験と人脈で、独立後も中国とのビジネスを軌道にのせ、順調に事業を拡大してこられました。
ただ近年、今後の事業承継について避けて通れないタイミングとなり、家族、社内で後継者を検討するがふさわしい人物が決まらない中、M&Aの選択を模索されたそうです。
その中で、事業を引き継ぐ際に最も大切なことは、企業価値を高め将来的に魅力ある会社にすることが重要であることに改めて気づかされたそうです。

グループ討論では、「自社の企業価値を高めるために、何に取組んでいますか？」というテーマで、自社に置き換え参加者も考えを深めることが出来ました。　
特に皆さんからは、79歳の合原氏の話から聞かされる前向きな姿勢と行動力で、パワーをもらったという意見が多くありました。

記：中国電子機器(株)　熊谷浩明