2022.07.22
「障害ってなんだろう? ~まずは知ることから始めてみませんか?」広島東支部障害者問題委員会勉強会
広島東支部
地域共生委員会
新年度が始まり各支部委員会の活動も本格化してきました。広島東支部では6月21日に障害者問題委員会勉強会を開催しました。
新年度1回目の勉強会ということで、まずは障害について知っていただくために会員の(一社)結 代表理事 水越ひろ子氏より「そもそも障害とは何か」、種類や特徴、接し方や配慮についてお話しをうかがいました。
その後のグループ討論では事例を選んで障害のある方を自社で雇用することになったら、どんな仕事を担ってもらうのか、どのような配慮をするのか、どう育成していくか、アイディアを出し合いました。
討論発表では「自社にもそういう傾向の人がいて、対応に試行錯誤している。力を発揮してもらえるようにしたいのだが・・・」「うちの仕事だとこんなことができるかも」「実際に雇用する場面になったらご本人や周囲の人としっかり話し合い、仕事や勤務形態を考えたい」等の意見やアイディアが出ました。
板垣委員長は、「一言で障害といっても、いろいろな方がいて、できることもさまざま。まずは知っていただくために勉強会を企画しました。今後も勉強会を続け、障害者を取り巻く問題について理解を深めていきたいです」と語ります。今後は八月に特別支援学校の先生方に中小企業の働く現場を知ってもらうバスツアーの企画も準備中です。
共に育ちあう視点では、社会に適応するための障害の程度は違えど、社員教育の考え方は同じ。今後も、委員会の枠も超えて「人を生かす経営の総合実践」について学びあえるといいですね。