ちょっとした話➀「飲食店から感謝のプレゼント ～『クレの和チケット』その後」

　新型コロナウイルスの感染が拡大しつつあり、外出を控える自粛要請が出されていた2020年４月。飲食店も休業を余儀なくされ、厳しい状況に。そんな中、呉支部の飲食店を営む会員12店を応援しようと、「クレの和チケット」を会員有志が立ち上げました。これは営業自粛中にある飲食店で将来的に使えるチケットを購入する支援企画でした。
　当時支部長だった相川敏郎氏（㈱スタジオアイ　代表取締役会長）が、中心となって支援を呼びかけ、多くの会員が賛同し、チケットが購入されました。そんな相川氏へ、先の飲食店有志の皆さんが、感謝の意味を込めて、記念品をプレゼントするという出来事がありました。
　代表して記念品を渡された吉松里香氏（百合花　代表者）は、「売上や将来の見通せない時だったので、経営的にも精神的にも救われた飲食店がほとんどでした。本当に助かりました」と感謝の言葉が。 　「当時は少しでも何かの役に立てたらという気持ちでした。思わぬプレゼントに、少しは役に立ったことが分かり嬉しかったです」と相川氏。心和む、貴重な瞬間（４月15日）に立ち会えた事務局からのレポートでした。