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2022.06.17

新入社員研修2022  県内三会場 58社104名で開催

 4月初旬の2日間から3日間にかけて、58社104名の新入社員研修が広島(24社53名)、呉(14社25名)、福山(20社26名)の3会場で開催されました。
 同友会の新入社員研修は、参加企業と求人社員教育委員会が研修実行委員会を立ち上げ、共同して研修を実施します。当日のスタッフはもちろん、経営者が中心となり、自社・他社の新入社員を問わず全力で関わるのが特徴です。
 以下、各会場での研修の模様を紹介します。

●安心・安全な場をつくる(広島会場)

 広島会場では、野村洋介実行委員長(㈱タイヨーパッケージ 代表取締役)のもと、4月4日~5日の2日間の研修がワークピア広島にて開催されました。新型コロナ感染症の影響による2020年度からのオンライン開催への変更から、3年ぶりのリアルでの開催となりました。
 これまでの2泊3日のカリキュラムから、アイスブレイク、社会人になるとは?先輩社員の体験談、ビジネスマナーの基本、マナー研修(ロールプレイング)、チームビルディング、目標実現計画(Ⅰ~Ⅲ)の八つに再構成し、グループワークを通じて研修生らが主体的にワークに取り組み、学びをアウトプットする内容としました。
 研修生からは、「どのカリキュラムも楽しくて充実した内容。中でも社長からお手紙が非常に嬉しかった。」「多くの社長や社員の方々に笑顔で迎えられ、ワーク中も優しく声をかけられ緊張が解けた」等の感想がありました。「安心・安全な場をつくること」をスタッフの姿勢として、二日間、参加企業全社がスタッフとして研修生との距離を縮めながら、一丸となり関わった研修となりました。

●仕事を進めていく上で大事なこととは(呉会場)

 呉会場は、呉と東広島の支部が合同で、グリーンピアせとうちにて、感染対策を施して、4月4日~6日の2泊3日での開催となりました。
 呉会場の特徴的なカリキュラムは「委員会活動」です。リーダー、研修、時間、あいさつ、フレンドマナーの5つの委員会のいずれかに全員が所属します。各々の役割と責任を果たし、全員の力で研修を成功に導くしくみです。
 委員会活動の最初は、何をするのか、求められるものは何か、試行錯誤しながら考えていきます。「正解」はありません。研修生同士の話し合いから、時間を経るごとに明確になっていきます。経営者スタッフも、温かく見守ります。失敗も成功もすべて糧にして欲しいというスタンスです。
 「お互いの意見を出し合ううちに、具体策が見えてきた」「失敗の原因を考え、次にどう成功に繋げるか。優先順位をつけることや情報共有の大事さを学んだ」、「仕事に対する姿勢を学べた」という研修生の感想が印象的でした。

●Dream Come True(福山会場)

 福山会場は、4月4日~5日の2日間、県民文化センターふくやまでの開催となりました。新型コロナ感染症の感染状況を鑑み、昨年度に引き続き、日帰りでの研修となりました。
 研修では、他己紹介、コミュニケーションゲーム、マナー研修、働くとは、報連相の仕組み、給料はどこから?会社の仕組み、将来設計(PDCA)の7つのカリキュラムを実施しました。最後は全員が「3ヵ月後の私」を発表し、閉会式では原田実行委員長(㈱ニホンケミカル 代表取締役専務)より修了証書が授与されました。
 新入社員からは、「他の人の考えを聞くことが出来てよかった。」「新入社員として、社会人としての心構え、意識を持つことが出来た。」、経営者からは、「たった二日間なのに大きな成長が見て取れた。」等の気づきが挙げられました。