41回目の合同入社式 県内67社114名で開催
4月1日、桜舞う晴れやかな陽ざしの中、67社114名の合同入社式が広島(33社59名)、福山(20社30名)、呉(14社25名)の3会場で開催されました。
会員企業に入社する新入社員の新しい門出を会全体で祝福し、歓迎する趣旨で開催する合同入社式は、今年で41年目となります。コロナ禍、3年目となる今年も、感染症対策を講じた上で、リアルでの開催となりました。
広島会場の開会挨拶では、粟屋充博代表理事から、「雇用の80%を担う中小企業は地域を支える存在。その主体者としての誇りと向上心を持って仕事に取り組んでもらいたい」と新入社員に向けて、期待の言葉が送られました。
以下、各会場での合同入社式の模様を、経営者からのメッセージ(呉会場)、先輩社員の激励の言葉(広島会場)、新入社員代表の決意表明(福山会場)にて紹介します。
【経営者からのメッセージ】 仕事に向き合い、人生を豊かに
㈱エイトホーム 代表取締役 澤井 弘徳 氏
人生の中で、仕事に関わる時間は半分です。その半分を豊かにするのは、仕事に向きあう姿勢です。残り半分のプライベートの時間を豊かにするのも、仕事に向き合う姿勢次第です。仕事に真剣に向き合えば、自分の人生がトータルで豊かになると私は思っています。
仕事をすると、難題に直面します。その時には、目を背けず、どうすればこの壁を超えられるのかと考えます。辛いことかもしれません。でも先輩の助言を聞き、助けてもらいながら、真正面から向き合い乗り越えてください。乗り越えたときには、喜びと達成感があります。仕事での経験は、これから生きていく上での考え方の基準・ものさしになります。
まずは一つ、目標や夢をもって頑張ってください。石の上にも3年です。この仕事が自分に向いているかどうかを一年や二年で判断ぜず、まずは3年頑張ってください。何かが見えてくるはずです。
学生から社会人へ、新しい環境に一歩踏み込んだ勇気とこれから仲間として一緒に仕事ができることに、経営者を代表して感謝を申し上げます。皆様の今後の活躍を心から期待しています。
【先輩社員の激励の言葉】 日々を頑張れる楽しみや目標をもって
㈱SANKYO 植田 侑紀 さん
ご入社おめでとうございます。入社3年目の私が、就職して実感したことは、自分がしたミスや小さな気遣いは必ず自分に返ってくるということです。小さなミス一つでも事と次第によっては大事に繋がります。皆さんはミスをしたという事実を真摯に受け止めて、その後、どう挽回するのか考えて行動してください。
また、周りが円滑に仕事できるようにするための何気ない気遣いや行動を上司や先輩方は見ています。これは仕事のやりがいとも重なるのですが、先輩方からのありがとうの言葉で、小さなことでも自分が役に立っていることを実感しています。
私には日々のモチベーションを維持するために、日常の中のささやかな楽しみや小さな仕事上の目標があります。皆さんも日々を頑張れる楽しみや目標を持つことをお勧めします。
【新入社員代表の決意表明】 一生懸命仕事に取り組み、自分を磨いていきたい
協同精機㈱ 新本 祥太郎 さん
コロナ禍を乗り越えて、社会人になることができた喜びを、改めて実感しています。これからは自分の意志で道を切り拓き、自立していかなければなりません。右も左もわからない状態ですが、一生懸命仕事に取り組み、自分を磨いていきたいと思います。
何分未熟な私たちです。ご迷惑をおかけすると思いますが、一日も早く、会社の戦力になりたいと思います。ご指導ご鞭撻の程、よろしくお願いいたします。