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2022.06.17

「時にはワルツのように~希望と勇気と挑戦の3拍子」2021年度全県女性部交流会

報告者 ㈱明販広島東 専務取締役  岡本昌代 氏(広島東)
報告者 ㈱広島明治  専務取締役  三島昌美 氏(広島東)

 2021年度全県女性部交流会が2月9日に開催されました。今年の設営担当は福山支部で福山を会場に開催を予定していましたが、新型コロナ感染拡大を踏まえ、報告者は広島事務局を配信スタジオに、福山ニューキャスルホテルにサテライト会場を設け、ハイブリット開催し、86名の参加となりました。
 以下、当日のお二方の報告をまとめました。

時にはワルツのように

岡本)父が商売替えをし、牛乳販売店を始める際に、手伝ってほしいと誘いがありました。10万円の給料はパートに行くよりもよかったので、一緒に始めました。しかし、当時は早朝配達もあり、子どもが寝ている間に仕事に行くなど大変でした。母の助けもあったので、夜の営業にも出ることができました。父は跡継ぎの話をよくしていたので、自分が後継者とも思っていましたが、夫が脱サラをして新しい牛乳店を開業することになり、夫婦での商売がスタートしました。
三島)姉が突然、牛乳屋さんをすると言い出したので驚きました。しばらくして、たびたび父から夫に電話がありました。商売の誘いだと感じていましたが、夫は商売を始めないと思っていました。しかし、やるということになり、父のすすめで、呉市焼山で牛乳屋さんを始めました。11ヶ月の娘を保育園にあずけながらでしたが、夕方になると毎日、父と姉が営業に来てくれて本当に助かりました。

岡本)同友会に入会したのは、夫が共同求人に参加するために2003年に入会。私は共同求人で知り合った勝矢さんからお誘いを受けて2008年に女性部に入会しました。共同求人では、新卒採用もすることができました。
三島)共同求人の話を聞いて、夫が2011年に入会しました。私は姉に誘われて2015年に入会しました。
岡本)いろいろ悩んでいることを感じていたので、いろんな経営者の話を聞いて学ぶことが妹にも必要だと思って誘いました。すると、みるみるうちに成長していきました。
三島)日々、悩んでいたことが同友会の仲間も同じように悩んでいることを知り、頑張る力がわいてきました。
岡本)2人とも経営する社長に対して何かもの申してはいけないと勝手に思っていたのですが、社長と専務でしっかり情報を共有して進む方向を一緒に考えていく、自分も経営者の1人としてしっかり関わるということは共通した大きな学びになりました。
三島)㈱おか半 岡崎社長から2番手が頑張らんと売上は上がらんのんよ、といわれてそのときは頑張るのは社長じゃろとピント来ませんでしたが、今思うと自分が変わっていくきっかけの言葉になりました。
岡本)お客様との信頼をより強固なものにするために地域の健康づくりを応援する伴走型健康サポート事業「健康ステーションライオンハート」を2011年にスタートしました。地域の方や包括支援センターと、「健康寿命を延ばす」という思いが一致し、移動式の認知症カフェの依頼があり、現在、自治会の人たちと取り組んでいます。
三島)他社との差別化の中で、安心安全な牛乳をお届けするために、食品衛生管理法のひとつHACCP(ハサップ)を昨年末に申請しました。また、「ウェルネス」(健康的ないきいき生活)に貢献できるように取り組んでいきたいと思っています。 岡本)本気で健康寿命の延伸に取り組んでいる会社ということを地域の中にしっかりと根付かせて行きたいと思います。健康を中心に食や運動、睡眠、リラクゼーションなど包括的な取り組みで、ウエルネスをめざす企業だと認識してもらえるように頑張っていきます。
三島)豪雨災害があって、地域密着の必要性を強く感じました。地域の健康、地域のウエルネスのために、安全安心な商品を届けるという牛乳配達道を究めて行きたいと考えています。 岡本)勇気を出し挑戦を続けることで希望があると信じています。 三島)私も地域と共に成長し続けていきたいです。