「読んでもらえる紙面をつくろう〜タイトルとリードの作り方」広島中支部広報委員会
講師:中国新聞 経済部長・論説委員 寿山 晴彦 氏
現在広報委員会では広報誌の一部をウェブ化していくことを検討しています。その際、紙面にちらっと目を通すだけで続きが読みたくなるよう、タイトルとリード文の書き方勉強会を行ないました。中国新聞社の経済部長である寿山さんを講師にお招きし、1月12日にZoomメインのハイブリッド形式で開催しました。
■1月のコロナの影響
本来事務局で開催し、その後は寿山さんと一緒に委員みんなで懇親会の予定でした。しかしながら1月に入るとオミクロン株のコロナ感染者が急増したために、運営メンバー以外はZoom 参加という形での勉強会を行なうことになりました。
■タイトルと本文の書き方テクニック
タイトルは最も重要な部分。キーワードを必ず入れ、意味がダブる言葉は避ける。本文は時系列でなくてもよく、全部読まれないつもりで重要なことから逆三角形で書くといったテクニックを学びました。実際新聞社では、文字数調整が起こったら本文の後ろから削られていくことが多いそうです。
■実際に記事を書いてみよう!
講義のあとは、実際に記事を書くワークショップがありました。
県広報誌『同友ひろしま』にあったインボイス制度についての記事の事実情報だけが羅列されたものを基に記事を作るというもの。短時間でタイトルとリード文のみ作りましたが十人十色で非常に面白く、全員の発表に対して、寿山さんが細かく評価して下さいました。
■ヒアリング時のメモの仕方
各人の発表に対して評価するために、寿山さんはみんなの発表内容をすごい勢いでメモされていました。
その事に気が付いた人がヒアリング時のメモの仕方を質問として投げかけたところ、数字・固有名詞は必ずメモすること、帰社したらすぐにメモを思い出してより質の高いメモにし、極力その日のうちに記事にするとよいとのことでした。
中支部による勉強会でしたが、広島エリアの他支部の方々にもご参加いただくことができ、「めちゃおもろかった」と嬉しいお声を頂くとともに、この勉強会の事を、学んだばかりの方法でタイトルとリード文を作り、東支部広報委員会の島原さんは委員会のグループLINE で展開されていました。参加者10 名程度という小さな会でしたが、今後このメンバーがより良い広報誌を作れるようになり、会社の広報活動にも生かしていただければと思います。