呉市中小企業・小規模企業 　振興基本条例実践シンポジウム

　去る11月27日、「呉市中小企業・小規模企業振興条例（以下、条例）実践シンポジウム」が、呉市主催（同友会呉支部共催）で開催されました。このシンポジウムは、条例の実践と中小企業・小規模企業振興の重要性、関係機関や市民などについて理解を深めることがねらいです。総参加者数は60名、うち同友会からは23名が参加しました。
　第１部基調講演は「受注ゼロからの奇跡の大逆転　なぜおばちゃん社長は価値ゼロの会社を100億円で売却できたのか」というテーマで、講師の平美都江氏（平鍛造㈱　前社長）から、生々しい承継経験談と具体的な手法をお話し頂きました。
　第２部のパネルディスカッション「事業承継経験者等との意見交換」では、基調講演講師の平氏、小柴繁美氏（呉法人会　会長）、松本圭祐氏（㈲松本商店　代表取締役）、新居育之氏（県事業承継・引継ぎ支援センター　統括責任者補佐）をパネリストとして、ここでも生々しい承継経験談と具体的な手法についてのお話しがありました。
　シンポジウムを通して感じたことは、すべての企業が、やり方次第で必ず事業継続は可能であり、事業承継や転換で更に強くなれる、ということでした。