2022.01.24
ちょっとした話「『紡ぐ渋柿 染まる帆布』開催」(特非)工房おのみち帆布 会長 木織 雅子 氏(尾道支部) 理事長 島田 美鈴 氏(尾道支部)
2021年10月15日~31日、工房おのみち帆布にて、「尾道柿園」と「工房おのみち帆布」のコラボ展示販売会、『紡ぐ渋柿 染まる帆布』が開催されました。
同友会 女性部の企業訪問からはじまった、尾道で製造された帆布で地域のブランド商品を製造・販売している工房おのみち帆布。地域と共に歩むという設立時からの思いは、今なお繋がれています。「御調(尾道)と言えば、柿です。一緒に何かできればと思いました。そして柿渋も、帆布も天然一〇〇%。体によい、自然に帰るものです。尾道にある文化の良さを、皆さんに伝えたいと考えています」と、理事長の島田美鈴氏。
かつては尾道に10棟程度あった帆布製造工場もたった一社。「尾道柿園」は、かつて栄えた「柿の里」を復興するべく活動しています。会長の木織雅子氏はこう語ります。「昔の文化は継いでいかなければ、そこで終わってしまいます。地域と共に文化を掘り起こして、新しい物語をつくっていくことが大切です。ぜひ、尾道に足を運んで、尾道の良さを感じていただきたいです」
工房おのみち帆布 HP https://www.onomichihanpu.jp/?home