２１報告者：（株）サンワテクノス　代表取締役社長　長行事　義人　氏

　㈱サンワテクノス　代表取締役社長　長行事義人氏を報告者にお招きし、広西・広東・呉中央・昭和の合同で例会が開催されました。

　長行事氏の会社は、父親が創業された船舶用の機械加工等を扱う㈱三和製作所が前身で、現在は主に発電プラントの配管設計から施工までを扱っています。

■色々なことにチャレンジ

　東京のソフトウェア会社を退社し、30歳で呉に戻り父親の会社に入社。社内で鉛筆と定規で施工図の作図現場を見て、コンピューターで簡単にできるのではないかと、汎用ＣＡＤシステムを製作・販売し好評だった。（バブルが弾けるまで。８ビットパソコンが主流の時代）

　その他、バイオマスガスを利用した発電機の開発するも売り先が分からずお蔵入り。電気事業が好調だった中国に進出しようとするも断念し、外注に切り替えるも上手くいかず。最近では、社員さんの実家が牡蠣を養殖しており、加工食品として「牡蠣のオイル漬け」を開発・販売を開始。また、市内にある持ち物件で観光事業も始めたいと今後の展望など赤裸々に語っていただきました。

　新しいことにチャレンジすることは、まだ起こっていない先々の失敗等を考え、中々一歩を踏み出すことができませんが、時代の変化についていくには勇気を持って前に進む事が大切だと気づく事ができる報告でした。