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2021.12.21

「経営指針を作成し運営している会社に学ぼう」福山支部経営労働委員会

報告者:日鐵鋼業㈱ 能登伸一 氏

 11月度経営労働委員会は、経営指針を作成し実践している会社に学ぼうと題して、日鐵鋼業㈱ 能登伸一氏(副代表理事・B地区会)に発表して頂きました。経営指針を作成し、体験された気づき等わかりやすくお話して頂きました。

 まず、理念が腹に落ちれば経営者の拠り所になり社員にとっても「何のために仕事をしているのか?」という目的の確認にもなるという事でした。逆に、理念や本来の目的が備わっていないと仕事の応用が利かず細かい決め事ばかりしないといけなくなるという事でした。
 当社は、決め事が多いのは、理念、目的が皆に理解されていない事だと感じました。又、指針を社員に浸透させる為には、まず経営者が信頼される事、その為には、経営者は、①公私混同しない②嘘を言わない事、その上で聞くコミュニケーションをしっかり取る事が大切でありその一環が個人面談やカイゼン会議だそうです。聞くコミュニケーションでやってはいけない事は、経営者が社員を言い負かす事。私も気を付けなけなければいけないと思いました。

 経営指針の中には、社員一人一人の夢や好きな言葉等も入れ会社や社員の事を知ってもらい一体感を産み出しているようです。経営指針を作れば会社が変わるのではなく、経営指針を作り、取り組む事によって会社は変わり結果が出てくると言われていました。又、社員の自主性を発揮させる事も大切であり、社員は会社や社長の為には頑張らない。しかし家族の為にはいくらでも頑張る。会社が良くなる事が自分に繋がると分かれば社員はおのずと頑張るようになると言う事でした。

 今回の発表を聞いて多くの気づきや反省がありました。改めて一体感を持って皆で働ける会社を目指していきます。