2021.10.05
「一人で悩まず、やってみよう!〜企業変革支援プログラムSTEP2に挑戦〜」広島安佐支部
経営改善勉強会
報告者:(株)アイ・エム・シーユナイテッド 代表取締役 今津 正彦 氏
今回の安佐支部合同例会では、(株)アイ・エム・シーユナイテッドの今津正彦社長に「企業変革支援プログラムSTEP2」の解説をして頂きました。そこでちょっと質問なのですが、「あなたはどんな人ですか。」と問われたら皆さんはどう答えますか。僕は「自分、不器用な男です。」と答えます。さらに「あなたの会社はどんな会社ですか。」と問われたらきっと、「自分、不器用なのでちょっと考える時間をください。」と答えます。
自分の会社を客観的に見るって自分自身を見るよりも難しく感じます。それは会社が様々な価値観、年齢の人達のごった煮の環境によって構成されているからだと思います。そんな中、経営者が自身の思いを浸透させるのはきっと、かなりの気合というか根性が必要です。そもそも人の思いというものに形はありません。その形がない思いに輪郭を与える行為、それがこの企業変革プログラムなのだと思います。
プログラム内容は、まず経営理念はどうなっているか、自社の強みや弱みは何か、と多角的な分析で自社の本当の姿を知ってゆくこと。そして、従業員を巻き込みながら自社の在り方までを考え、最終的には「思い」を共有した集団をかたちづくること。これらの具体的なプロセスを踏まえて、企業を変革させてゆくものとなります。考えてみると、経営者にとってこの企業変革プログラムに取り組むことは、精神的なタフネス、時間、そして労力も要する大変な作業となるのではないでしょうか。しかし、昨今の大変な世の中だからこそ、何かに取り組む際には小手先のテクニックではなく、「ど根性」のスポ根スピリッツが必要なのだと思うのです。