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2021.10.02

「森保良太がMORIYASU DESIGNをデザインしてみた」広島西支部青年部会

報告者: MORIYASU DESIGN 森保 良太 氏

 大工だった祖父への憧れの気持ちを原点に「MORIYASU DESIGN」を立ち上げ、住宅や店舗の設計施工を一貫して行っており、自身の事業を「空間デザイン設計」と称する。その事業に込められた想いとは。

 前職の設計会社を退職した理由は「事業拡大を目指す中で業務のオートメーション化が進み、一人一人生活も環境も違うお客様と向き合った空間づくりができなくなったことが嫌だったから」と話す。そんな同氏は、住まわれる人に寄り添った空間づくりの実績を挙げ、施工事例を交えながらそこに込められた想いを語った。
 自身の想いと向き合うことで、整理し、理解できた。その“自分のデザインでお客様を幸せにしたい” という想いは、自身の事業の理念だと言う。それを明確化できたことで同氏は、これからビジョンを明確にする!と意気込んだ。

 グループ討論は、参加者の事業に対する想いを共有し、ビジョンの必要性を考える時間となった。なぜビジョンが必要なのか?自身、自社のビジョンは明確になっているか?それぞれの想いを本気本音で語ったグループ討論は、各グループ激論となり、大きな学びの場となった。

 これからビジョンを明確にし、さらに事業に邁進する同氏。例会直前の最終プレが終わる時に、「まだ納得できない。もう一度プレをさせてください」と言った眼差しは、真剣に自身の将来を見つめているように見えた。ビジョン作成という新たな目標を見つけ、同友会活動を通して大きく成長しようとする同氏の姿を見ることができ、西支部青年部会として成果の大きな例会となった。