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2021.06.24

腹を割ったもん勝ち! 県北のオープン例会

 5月18日、オンラインにて県北のオープン例会が開催され、21名が参加しました。尾道支部の㈲浪漫珈琲 神原栄氏に経営体験をご報告いただきました。大手コーヒーチェーンに一六年間勤め、年輩の社員がリストラされるのを間近に見て、退職と独立創業を決めたそうです。「地域に根ざした老舗型専門店」というコンセプトで展開し、現在は尾道と広島で計八店舗あります。「しっかり社員教育をやって、みんなでやろうという風土ができたら、なんでもできる」。これが神原氏の報告の核心であったように思います。
 グループ討論では、神原氏の優しさを感じた、経営と運営のちがいを認識した、当たり前のことを当たり前にやることが大事、などの感想が出され、社員教育の大切さを再確認できました。
 神原氏の報告の中で、「腹を割ったもん勝ち」という言葉が出てきます。これは、社員さんに対しては、裃を脱いで一個の人間として率直に向き合うことで信頼関係がつくれる、また同友会の会員どうしでは、自社の問題課題を率直に話すことで、仲間からいろんな助言がもらえるという意味だと思われます。
 例会後の雑談会では、お互いの近況を聞いたり、自社の悩みを話したり、交流を深めました。
 来年の春に県北の「特別地区会」を立ち上げ、再来年の広島同友会50周年の年に「備北支部」とすることをめざしています。三次市、庄原市に入会候補者がおられましたらご紹介ください。