報告者：㈱ぐんけい　東森　由倫　氏

　Ｆ地区の２月例会は、㈱ぐんけいの東森氏による体験発表でした。コロナ禍での例会開催のため、会場を２カ所設け、Zoomをつないでの開催となりました。
　体験発表でのテーマは「覚悟のちから〜目標を定めゴールをめざす〜」でした。東森さんは同友会へ入会され間もないこともあり自己紹介を兼ねての体験発表との前置きでしたが、その内容は非常に濃いものでした。東森さんは福山駅周辺を中心として飲食店事業を行っており、これまでに11店舗を経営されております。ご自身で、㈱ぐんけいを立ち上げるまでは、個人事業主として様々な業種で４度成功と失敗を経験されたようです。その中で飲食店のフランチャイズ事業のノウハウを勉強され、その経験の中から、飲食店のオーナーになると覚悟を決められたとの事でした。

　ご自身で、お店を経営されてからは、徹底したマーケティングを行い事業・業績を拡大してこられたようです。売り上げに対する店舗の家賃割合であったり、人件費の割合であったり、まるで飲食店開業セミナーを受けているのかと思うほど、その体験発表の内容は作りこまれており、東森さんがしっかりと戦略を立てて経営されていることがよくわかるものでした。
　中でも一番驚いたのは、飲食店事業を45歳までとゴールを定め、すでにその店舗を事業譲渡する段取りも進んでおり、これから違う事業を行う準備をされているとの事でした。
　１時間20分では語り切れないほどの内容であり、これからの東森さんの未来もますます気になる、とても学びの部分の多い例会となりました。