活動レポート
  • ホーム
  • >活動
  • >「基本のキ!決算書の読み方講座」東部エリア経営労働委員会
2021.04.22

「基本のキ!決算書の読み方講座」東部エリア経営労働委員会

講師:池永経営会計事務所 鉄本 一生 氏

 2月4日(木)Zoomで第6講は決算書の読み方講座として財務の勉強会が開催されました。

 講師は、池永経営会計税理士法人の鉄本一生氏です。講義冒頭で、決算書が読めない方に向けてすぐに決算書が読める様になる秘訣があると教えて下さいました。
 それは、「会社が潰れそうになる事です。そうなればイヤでも決算書が読めるようになります」という事でした。「そうならない為にも普段から決算書が読めるようになりましょう」という逆説的な考えのアドバイスでした。

 まず初めは、貸借対照表と損益計算書の説明です。貸借対照表は、会社の流れを知る事ができ自社の歴史も理解出来る事を知りました。損益計算書では、5つの利益がある事や粗利益が高くないと会社運営が難しくなる事など解りやすく説明して頂きました。運転資金の説明では、運転資金は会社にとっての生命線=お金がなくなったら会社は倒産する。運転資金が足りているのか?足りていないのか?を判断するには一つの通帳で管理すると現金があとどの位残っているかよく解るので特に創業者の方にお勧めしていました。

 最後に鉄本先生よりアフターコロナが終わっても業績が戻らない企業は、補助金等を使ってビジネスモデルを変える事も必要。年内は、コロナの影響が出ると予想して・耐える・潰れない様にする事が大事。自社もコロナの影響が出ているので、決算書を元に分析もしないといけないと思いました。

 第6講で経営指針書作りの講義は全て終了し次回第7講は、指針書の発表会となります。この6講義だけを受講して指針書を作る事は難しいと思いますが、楽しみながら作成して下さい