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2021.04.22

経営基礎講座 ビジョン編~呉支部経営労働委員会

 昨年7月から始まった経営基礎講座(全6回)の最終講「ビジョン編」に、講師として㈱中組 代表取締役 小川 誠 氏(広北地区会)をお招きして、事務局及びZoomにて開催されました。
 経営指針の「ビジョン」の定義は、「経営理念を追求していく過程における自社の理想的な未来像(ありたい姿)を具体的に書きあらわしたもの」であり、10年という長期の視点で将来の「ありたい姿」を考えることは、将来の「パラダイムシフト(ある時代の支配的概念が転換すること)」を創造する知的なチャレンジです。アフターコロナ時代を創造し、自社や業界、地域など自由な発想でワクワクしながら創造したいと思います。

 10年ビジョン策定にあたっては、次の4つの構成要素から検討することが要です。
1.こんな会社にしてみたい、こんな仕事をしてみたい
2.こんな経営者になりたい
3.社員と働く姿やこんな社風をつくりたい
4.取引先や地域や社会とこんな関係でありたい
 講師の小川さんからこれらを具体的にご説明いただき、10年ビジョン作成事例について紹介いただきました。

 グループ討論のテーマでは、「10年前の自分(自社)の状況と、10年先の自分(自社)のありたい姿」について、2グループに分かれて話し合いました。10年前では想像できなかった現在の自分、またあまり変化のない自分など人それぞれですが、10年後の自分(自社)を思い描き、現在とのギャップを解決すべき課題として取り組むことが大切だと感じました。