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2021.02.08

企業訪問例会「公私連携型保育所を運営する意義について」広島西支部廿日市地区会12月例会

報告者:(特非)キッズNPO 理事長 吉本 卓生 氏

 公私連携型保育所「串戸保育園」は、市が土地を無償で貸し付け、事業者が建物を整備・運営をするかたちの保育所で、2021年4月1日に開園します。
  吉本氏は、2020年に社会福祉法人「にこぷらす」を設立し、この法人が串戸保育園を運営していきます。公私連携型保育所に参加したのは、保育に対する行政と民間の考え方の差にこそビジネスチャンスがあると考えたからです。
 吉本氏の保育に対する考えは、子供たちに「生きる力」を身につけてもらう為の保育です。「自然保育」という言葉で表現されたその方針は、自然体験を中心とした体験型保育です。
  串戸保育園にも、あらゆるところにその思いが具現化されています。建物は木造建築で、地元広島の木材を使用し、遊具も同じく木製です。子供たちの遊びも体験重視です。多少の怪我も貴重な体験となります。様々な体験を通して子供たちは自ら考え、行動をしていきます。
 また、勤務するスタッフに対しては、「ずっと働いていたい職場」となるよう働き方改革を進めています。そして吉本氏の次の計画は宮島保育園(企業主導型保育施設)を認可保育園にすることです。
  コロナによって暗い話題の多い中、ポジティブで学びのある例会でした。