2021.01.31
「牛乳は空気と水と土からできています」広島西支部佐伯地区会12月例会
経営改善勉強会
報告者:砂谷㈱ 代表取締役副社長 久保 宏輔
土曜日の昼間に開催、しかも屋外。現地(砂谷⑭の久保アグリファーム)集合。異例の例会開催でしたが、皆さん忙しい中(12名)参加を頂きました。
いざ始まって見ると、参加者の皆さん興味津々で積極的な質問があり、さながら質疑応答状態で始まった熱い例会でした。
久保アグリファームには、今現在120頭の乳牛がいます。牛は生まれて約1年で200キロに成長、個体ごとに餌の配合を調整し、3年で乳が絞れる様になります。久保氏のビジョンは、15年かけて今ある土地35ha(マツダスタジアム7個分)を開拓する事です。
完全放牧で牧場を原点としたビオトープの完成を目指します。自然循環の中で育った牛の搾乳や、自然に触れ合えるわんぱく広場や環境を配慮したキャンプ場、果ては牧場内に保育所を作りたいとの事です。
難題も多い様ですが、「父親、弟の3人で日々頑張ります。」と副社長の熱い想いが伝わる報告でした。