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2021.01.22

代表理事あいさつ➀「希望を持って!」 代表理事 粟屋 充博(旭調温工業㈱ 代表取締役)

 新年明けましておめでとうございます。
 昨年末からの年末年始休暇は例年になく静かで、気持ちの区切りもつかないまま新たな年を迎えることになったように感じていますが、皆さんは如何でしたでしょうか。
 昨年はスペイン風邪の大流行以来約100年振りのCOVID-19感染拡大に振り回された1年でした。広島同友会の活動も昨年3月以降年末まで、全ての活動・行事に関して感染拡大防止を最優先に、広島県・市の方針(警戒レベル)に準拠することを前提として開催ルールを策定し、様々な制約を受けながらも「動ける範囲で動き、会員企業各社の維持発展と地域経済の循環に寄与」すべく会活動を進めて参りました。
 一方で、会員企業各社の企業活動・経営状況に関しましては、感染拡大により「人」と「物」の動きが大きく制限されたため、直近(昨年9月末)の会員企業景況アンケート調査によりますと、業種によって差はあるものの、全業種平均で会員企業の60%が自社の経営に「マイナスの影響が出ている」と回答、「今後マイナスの影響が懸念される」と回答した22%を加えると8割以上の会員企業が厳しい状況におかれている、ということが明らかになりました。更に、昨年末からの第3波の拡大で、特に飲食・旅客・観光業界が大きな影響を受け、「企業活動そのものが出来ない」、「休業せざるを得ない」という声を多く聞くようになりました。
 「安全で有効なワクチンと薬が出来て、以前のように、人が自由に活動出来るようになるまでは1年かかるだろう」との見方もあり、ややもすれば不安・焦燥感も募りますが、裏を返せば「遅くとも一年先には元通り動けるようになる」ということですので、我社も含めて広島同友会の全ての会員企業が、まず①「何としてでもそれまで生き残る」、次に②「立ち止まることなく、アフターコロナの社会を見据えて経営指針を見直し、攻めの戦略を立て、準備を整える」、この二つが実現できるように、併せて今年中には「終息」への道筋が整い、笑顔で年末を迎えることが出来るように祈りつつ、「コロナに負けるな!」を合言葉に、又「我々は闘いを立派に闘い抜いた」と言えるように、今年も1年2600社の会員のみなさんと共に会活動と自社経営に取り組みたい、と思っています。
 本年も引き続き、どうぞよろしくお願い申し上げます。